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コインランドリーで他人の洗濯物を勝手に出すのは犯罪?法律と本音の話

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あの状況、どうすればよかったのか今でもわからない

コインランドリーに着いた。乾燥機を使いたい。でも全部埋まってる。タイマーを見ると、残り0分。明らかに終わってる。でも持ち主は来ていない。

5分待った。10分待った。来ない。他の機械を見ると、隣のも終わってる。結局20分近く待ってから、仕方なく誰かが先に出してくれていた機械を使った。あのとき、出した人を責める気にはなれなかった。でも自分が出す側だったら、どうしていたかはわからない。

あの空間って、グレーゾーンのオンパレードなんだよね。

弁護士に聞いたら、意外と複雑な答えが返ってきた

他人の洗濯物をコインランドリーで勝手に出す行為、法律的にどうなのかを弁護士に聞いた記事がある。答えはシンプルじゃなかった。

他人の洗濯物をコインランドリーで勝手に出す行為は、刑法違反となる可能性がある。特に該当するのが器物損壊罪で、洗濯物が濡れている状態や乾燥中であれば、無断で出すことで衣類にダメージを与える可能性があり、損壊とみなされることもある。

ダメージを与えなければ基本的に器物損壊罪は成立しない、と弁護士は言う。でも椅子の上に放り出して、ホコリや汚れがついたり、生乾きの状態で放置されたりした場合は話が変わる。そのラインが曖昧。意図的に汚した場合でなければ基本的に成立しない、という言い方がされていて、基本的にというのがポイントで、例外がある。

放置した側も法的リスクを負う可能性がある

忘れて長時間放置した側も、タダでは済まないことがある。

故意、過失を問わず、悪質な場合は民事上の営業妨害として、コインランドリーの運営者に対する損害賠償責任を負う可能性がある。不当に占拠した時間分の売り上げ相当額を支払わなければならなくなることもある。

放置した人が訴えられて、占拠した時間分の売上を払えと言われる可能性がある。現実的に訴えるケースはほぼないだろうけど、法律上はそういう構造になっている。知らなかった、だけでは済まない。

SNSで2023年に大炎上したコインランドリーの一件

2023年9月、あるTwitter投稿がバズった。

コインランドリーで40分乾燥機にかけていたところ、60分後に戻ると何者かが洗濯物を乾燥機から勝手に出して椅子に放置していた、という投稿が広まった。投稿者は人の洗濯物を勝手に触るな、女性の洗濯物なら大問題だと怒りをあらわにした。

この投稿に対するリプライが真っ二つに割れた。終わってるなら出すのは当然、という声と、勝手に触るのはアウト、という声。どちらも相当な数が集まって、いまだに正解が出ていない議論になった。

興味深いのは、投稿者が20分以上遅れて来ていた、という点が後から指摘されたこと。自分の洗濯物を放置して機械を占拠している状態で、触るなとはどういうことか、という反論が出た。両方に落ち度があって、どちらが正しいとも言い切れない。

女性の下着という問題が話を複雑にする

コインランドリーのトラブルで、女性の衣類や下着に触れることへの不快感の問題は別次元で存在する。法律的な話と、プライバシーや感情の話が混ざり合っている。

下着や子どもの衣類などデリケートなものは、他人が触れることで相手が不快に感じるケースが多い。触らずに店員や警察へ相談する判断を優先すべきとされている。

法律的にセーフかどうか、という話と、触られた人がどう感じるか、という話は別の問題として存在する。法律上問題なくても、相手が不快なら当然クレームになる。その両方を切り分けて考えないと、コインランドリーのトラブルは解決しない。

正解は「店側に任せる」だけど、実際は難しい

弁護士の見解も、マナーの観点からの意見も、最終的に向かう先は同じで、自分で判断せず店側に任せる、がベストという結論になる。

でも実際のコインランドリーはほぼ無人。スタッフがいない店舗がほとんど。電話番号が貼ってあっても、深夜に電話して出てくれるかどうかわからない。そういう現実の中で、待ち続けるか、自分で判断するか、という選択を迫られる。

放置された洗濯物を見つけたときの現実的な対応

終わっている洗濯物がある場合、スタッフがいれば声をかけて任せる。スタッフがいなければ、店内に備え付けのカゴや台がある店舗も増えている。そこに移す形であれば、トラブルになりにくい。

椅子や床の上に直接置くのが一番問題になりやすい。床はホコリや汚れがつくし、椅子は誰かが座ったり他の荷物が置かれたりして二次被害が起きる。カゴや台という受け皿があるかどうかで、行動の選択肢が変わる。

終わったら速やかに取りに来る、という話がすべての根本

根本の問題は放置にあって、使い終わった機械を長時間占拠することがトラブルの起点になっている。タイマーをセットして、終わる少し前に戻る。これができれば、勝手に出す出さないの議論自体が起きない。

スマートフォンのタイマー機能を使えば、終わる5分前に通知を設定できる。当たり前の話だけど、知らないでいる人もいる。コインランドリーのトラブルで一番多いのが、時間を忘れて戻るのが遅れた、というケースで、これを防ぐだけでほとんどの問題は起きない。

この話が会話のタネとして面白い理由

コインランドリーを使ったことがある人なら、一度は似たような場面に出くわしている。経験者が多い話題で、しかも正解がない。

あなたなら出す派?出さない派?という問いの威力

あなたはコインランドリーで終わってる人の洗濯物、出す派?という質問、けっこう本音が出やすい。出す、という人はけっこう多い。でも実際には躊躇するよ、という人も多い。その本音の揺れが会話を動かす。

出す派の理由もバラバラで、待ってる人のことを考えたら当然、という意見もあれば、自分の衣類を触られたら嫌だから余計なことをしない、という意見もある。価値観が正面からぶつかるタイプの話題で、誰かを否定する気持ちなく話せる。

法律的にグレーだと知ったときの反応が面白い

出す行為が器物損壊罪になりえるという話を伝えると、え、それ犯罪なの?という反応がほぼ確実に返ってくる。でも基本的には成立しない、という補足を入れると、じゃあどういう場合はアウトなの?という疑問になって、そこから話が広がる。

放置した側にも営業妨害として損害賠償リスクがある、という話を続けると、どっちもどっちじゃないか、という空気になる。その共感の場所に着地すると、気持ちよく会話が終わる。誰かを悪者にしない形で話が閉じる。それが日常のグレーゾーン話題の使い方として一番きれい。

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この記事を書いた人

会話のタネ編集部
日常のちょっと話したい、でも何を話せばを解決するために生まれた編集チーム。
人間観察が好きで、感情をそのままぶつけるのではなく、エンタメとして包んで伝える時代のコミュニケーション雑談のコツや話題の見つけ方を研究しています。
読んだその日から使える軽やかな会話術をお届けします。

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