部屋に置いてきたはずの充電器が、ないと言われた
出張から帰って、スマホの充電器がないことに気づいた。確実にホテルの部屋のコンセントに挿しっぱなしにしてきた記憶がある。すぐにホテルに電話したら、確認しましたがそのようなお忘れ物はございませんでした、と言われた。
え、絶対あそこに置いてきたのに。盗まれた?それとも清掃の人が?という疑念が一瞬よぎった。でも調べてみると、ないと言われても実際には見つかるケースがけっこうあった。諦めるのはまだ早かった。問い合わせ方と確認のタイミングで、結果が変わることがあった。
ないと言われても本当にないとは限らない
ホテルに忘れ物はないと言われる理由はいくつかある。まだ清掃が完了していない、別の部署が保管している、説明が不十分で見つけられないなど、必ずしも本当にないわけではない。一度忘れ物はありませんと言われても諦める必要はない。効果的な再確認方法を知っていれば見つかる可能性は十分にある。
ないと言われる理由のひとつが、まだ清掃が終わっていないタイミング。チェックアウト直後だと、部屋の清掃が入っていなくて、忘れ物が回収されていないことがある。少し時間をおいてから再度問い合わせると、見つかったという返事に変わることがある。
別の部署が保管しているパターンもある。フロントに聞いたけど、実際は清掃部門が別で保管していて、情報が共有されていなかった。問い合わせた相手が把握していなかっただけ、というケース。
忘れ物が分かりにくいところにあり見つけ切れてない可能性もあるので後に見つかったと連絡が来る可能性も0ではない。
ベッドの下、ソファの隙間、引き出しの奥。清掃時に見落とされやすい場所に入り込んでいると、すぐには見つからない。後日見つかって連絡が来た、という体験談もある。一度ないと言われても、数日後に出てくることがある。
具体的な情報を伝えると見つかりやすくなる
問い合わせ時には発見場所や宿泊日などの情報を伝えるとスムーズ。ホテルで忘れ物がないと言われた場合でもまずは落ち着いて再度確認する。
宿泊日、部屋番号、忘れ物の特徴、置いてきた場所。これを具体的に伝えると、ホテル側が探しやすくなる。黒い充電器、ではなく、机の左側のコンセントに挿していた白いiPhone用の充電器、というレベルで伝えると見つかる確率が上がる。曖昧な問い合わせだと、見つけてもらえないことがある。
ホテルから連絡が来ないのは普通という話
忘れ物をしたとき、ホテルから連絡が来るのを待っている人がいる。でもそれは間違い。
忘れ物に気づいたときそのうち電話してくるだろうと思う方もいるかもしれないが実は基本的にホテルから宿泊客に忘れ物の連絡をすることはない。
基本的にホテルはプライバシーを守る義務があるのでホテルに泊まったと分かるように電話することはない。そのためたとえ忘れ物が見つかってもホテルから連絡することはない。また連絡がこない、イコール捨てていったという可能性もあるので連絡しない。忘れ物に気づいたら必ず自分から電話する。
ホテルが連絡しない理由はプライバシー保護。電話することで、その人がホテルに泊まったことが家族や同居人に知られるかもしれない。出張や旅行でも、誰と泊まったかなどの事情があるかもしれない。だからホテルは原則として宿泊客に連絡しない。忘れ物に気づいたら、自分から動くしかない。待っていても何も起きない。
保管期間を知っておくと焦らずに済む
日本国内のホテルでは忘れ物の保管期間はおおむね3か月と定めている施設が多く遺失物法や旅館業法の規定に則って対応している。
遺失物法をガイドラインとするホテルの場合は3ヶ月保管している。一般的に低価格のホテルでは保管期間が短くハイクラスのホテルでは長く設けられていることが多い。格安のホテルに宿泊した場合はより早く忘れ物が処分されてしまう可能性があるため問い合わせは早めに行うのが得策。
保管期間は3か月が一般的。でも格安ホテルは保管期間が短い傾向がある。値段が安いホテルほど早く処分される可能性があるから、忘れ物に気づいたら早めに連絡する。高級ホテルなら数か月待ってもらえることがあるけど、ビジネスホテルや格安宿は早めが鉄則。
貴重品は警察に届けられている可能性がある
多くのホテルでは実務上すべての忘れ物を警察に届けるわけではなく自社で一定期間保管した後処分するケースが一般的。高価なもの概ね1万円以上や貴重品免許証・パスポートなどは警察に届けられることが多い。もしホテルに連絡して既に処分したと言われた場合でも高価なものであれば最寄りの警察署の遺失物センターに問い合わせてみる価値がある。
財布、パスポート、高価なアクセサリーなどは、ホテルが警察に届けていることがある。ホテルにないと言われても、警察の遺失物センターに問い合わせると見つかることがある。ホテルだけで諦めず、警察も確認する。実際にネックレスをなくして、ホテルではなく立ち寄った別の場所で見つかった、という体験談もある。心当たりを全部当たることが大事。
この話が会話のタネになる理由
ホテルに泊まったことがある人はほぼ全員。忘れ物をした経験がある人も多い。
ホテルから連絡が来ないのが普通という意外性
忘れ物したらホテルから連絡来ると思ってた、という人に、プライバシー保護で連絡しないのが普通なんだよ、という話をすると、え、そうなの、という反応になる。連絡を待っていたら永遠に来ない、自分から動かないといけない、という事実は知っておくと役立つ。チェックインの遅れの記事と同じで、ホテルにまつわる知識は旅行好きに刺さる。
ないと言われても出てくる体験談が共有される
ホテルで忘れ物が見つからないと言われたことある、という話を投げると、ある、という人が出てくる。その後どうなったか、出てきたのか、という体験談になる。諦めずに再確認したら出てきた、という話もあれば、結局見つからなかった、という話もある。忘れ物のあるあるは誰もが持っていて、しかも具体的な対処法がセットで役立つ。旅行や出張の失敗談として盛り上がって、その日から使える知識として届く。

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