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金言の読み方はきんげん!名言・格言との違いと会話で使える言葉の話

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スピーチで使おうとして、読み方がわからず詰まった

職場の送別会でスピーチを頼まれて、先輩からいただいた金言を胸に、という文章を書いた。本番直前に、あれ、これ何て読むんだっけ、となった。きんげん?こんごん?かねごん?ぐるぐると頭の中で変な読み方が出てきて、結局スピーチ直前にスマホで検索した。

きんげん、が正解。知っていたような気もするし、全然知らなかった気もする。どこかで聞いたことがある言葉なのに、自分では使ったことがないから読み方が定着していなかった。

正しい読み方はきんげん、ただし仏教文脈ではこんげんとも読む

金言の正しい読み方はきんげんである。ただし金言は仏の口から出た不滅の真理を表す言葉という意味で用いられる場合、こんげんと読まれることもある。金言の金はこん、かね、言はごんとも読めるので、こんごん、かねごんというように間違えて読んでしまうことが多い。

こんごん、かねごん。確かに間違えやすい。漢字だけ見ると何通りかの読み方が出てきてしまう。でも一般的な場面ではきんげん一択で、こんげんは仏教の専門的な使い方に限られる。日常会話でもビジネスシーンでも、きんげんで通じる。

金の意味がお金じゃない、という話

金言に含まれる金は別のある事柄を意味する漢字になっている。金言は人生に役立つワードなので覚えておいて損はない。

金言の金は金銭や金属の金ではなく非常に価値のあるものという意味合いで使われている。つまり金言とは非常に価値があり心に響く言葉や教訓を指すものだ。

金という漢字を見るとどうしてもお金や黄色い金属を想像する。でも金言のきんは、価値の高さを表す比喩として使われている。黄金のように価値が高い言葉、という意味。日本語でも金字塔、金科玉条、という表現があって、金が最上の価値を意味する文脈がある。

名言との違いがわかると使い分けができる

金言と名言、似た言葉として使われているけど意味が微妙に違う。

名言は有名さが軸、金言は生き方への影響が軸

金言の類語として名言が挙げられる。名言はめいげんと読み確かにそうだと感じさせる優れた言葉、人の心に深く残るような言葉という意味がある。金言とは人の価値観にまで影響を及ぼす言葉という意味では共通している。ただ金言には自分の人生を送る上で模範とすべき言葉という意味が含まれているが名言にはそれがないのが違いだと言える。

名言は広く知られている素晴らしい言葉。金言はそれを超えて、自分の生き方を変えるほどの言葉。スケールが違う。アインシュタインの言葉を引用するなら名言と言えるけど、その言葉が自分の人生の指針になっているなら金言と呼べる。受け取った人の主観が入るのが金言の特徴。

格言、座右の銘、至言との違いも整理できる

格言は人生の知恵や教訓を簡潔に表現した言葉を指し金言とほぼ同じ意味で使われる。名言は著名人や歴史上の人物が残した印象的な言葉で感動や啓発を与える意味合いが強い。

格言と金言はほぼ同じ意味で使える。座右の銘は自分が座右に置く言葉で、個人的な選択が入っている。金言や格言の中から自分が選んだものが座右の銘になる。この入れ子構造を知っていると、言葉の使い分けがクリアになる。

金言という言葉が会話に出てくる場面を知っておく

日常会話では使わないけど、ビジネスや改まった場面で突然出てくる言葉。

金言をいただく、という表現が敬語の文脈で出てくる

上司や先輩、取引先の人から助言をもらったとき、金言をいただきました、という言い回しがある。ありがたい言葉をいただいた、という謙遜と敬意が込められた表現。スピーチや挨拶の場でも使われる。知っていると一段丁寧な言い回しができる。

ただ、日常でも使いたくなる言葉ではない。重すぎる場合がある。友人の一言に金言をいただきました、と言うと少し浮いた感じになる。改まった場面か、少し茶化した使い方をするかのどちらかに向いている言葉。

この話が会話のタネになる使い方

読み方を知らなかった言葉の話は、共感を生みやすい。自分だけじゃなかったんだ、という安心感が出る。

読み方を間違えやすい漢字の話に広がる

金言の読み方から始まって、読み間違えやすい漢字の話になる。貼付はちょうふかてんぷかで揉めること、早急はそうきゅうかさっきゅうか、続柄はつづきがらかぞくがらか、というあたりは誰でも一度は迷った話があって共感が生まれやすい。

金の意味がお金じゃないという話も出せる。金言を聞いてお金の話かと思ったという笑いが取れる入り口があって、そこから言葉の意味の話になる。言葉って知っているようで知らない、という話の流れは言語好きじゃなくても乗ってきやすい。

自分の座右の銘は何かという話に転がる

金言と座右の銘の関係を話してから、あなたの座右の銘は何?という問いを出すと、その人が大切にしている価値観が出てくる。座右の銘を聞かれると少し考える人が多くて、その沈黙と答えが面白い。ない、という人もいれば、特定の言葉がすぐ出てくる人もいる。どちらの反応も話のきっかけになる。

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この記事を書いた人

会話のタネ編集部
日常のちょっと話したい、でも何を話せばを解決するために生まれた編集チーム。
人間観察が好きで、感情をそのままぶつけるのではなく、エンタメとして包んで伝える時代のコミュニケーション雑談のコツや話題の見つけ方を研究しています。
読んだその日から使える軽やかな会話術をお届けします。

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