健康にいいと思って毎日飲んでいたら、危険という記事を見て不安になった
香ばしくて飲みやすい玄米茶を、毎日のように飲んでいた。緑茶より刺激が少なくて、夜でも飲めて、お気に入りだった。でもネットで玄米茶 危険、という検索候補が出てきて、え、と思った。玄米にはヒ素が含まれているとか、焦がした米にはアクリルアミドという発がん性物質があるとか、不安になる情報がいくつか出てきた。
毎日飲んでいたものに発がん性、と聞くと心配になる。でも調べていくと、過度に恐れる必要はない、という結論に落ち着いた。噂の出どころと実際のリスクを分けて考えると、玄米茶は危険な飲み物ではなかった。
玄米のヒ素は製造工程でほぼ除去されている
玄米自体にはヒ素が含まれていることが知られているが玄米茶の製造工程においてヒ素はほとんど除去されているほか玄米茶に含まれるカフェイン量は少なく玄米茶を飲むことによる健康被害は考えにくい。
玄米にヒ素が含まれているのは事実。でも玄米茶になる過程で、そのヒ素はほとんど除去される。さらに、お茶として飲む場合、溶け出す量はごくわずか。玄米をそのまま大量に食べるのとは全然違う。ヒ素が危険、という話は玄米茶には当てはまりにくい。製造工程と飲む形態を考えると、健康被害は考えにくい。
玄米を炒って焦がす過程でアクリルアミドという物質が生成される懸念もあるけど、お茶として抽出される量は微量。アクリルアミドはポテトチップスや揚げ物、コーヒーなど多くの加熱食品に含まれていて、玄米茶だけが特別に危険というわけではない。普通に飲む量なら過度に心配する必要はない。
本当の注意点は飲み過ぎと胃腸への負担
玄米茶の飲み過ぎによる胃腸障害やアレルギー反応を起こす可能性はあるため胃腸が弱い人は飲み過ぎに注意が必要。また玄米アレルギーの人は飲用を控える必要がある。
ヒ素や発がん性より、現実的な注意点はこっち。飲み過ぎると胃腸に負担がかかることがある。特に空腹時に大量に飲むと、胃が刺激される。玄米アレルギーがある人は当然控える必要がある。でもこれは玄米茶に限った話ではなく、どんな飲み物でも飲み過ぎはよくない、という一般的な話。
玄米茶は飲みすぎるとトイレが近くなるということ以外デメリットはない。カフェイン量が少なめなので妊娠中でも飲むことができる。コーヒーと比べてのカフェイン量はもちろん煎茶や紅茶と比べても少ない。
最大のデメリットがトイレが近くなること、という見方もある。それくらい、玄米茶のリスクは小さい。カフェインが少ないから妊娠中でも飲める。煎茶や紅茶より刺激が穏やか。むしろ体に優しい飲み物の部類に入る。
玄米茶のカフェイン量は緑茶より少ない
緑茶の茶葉と玄米を混ぜているため同じ量の緑茶と比べるとカフェインの含有量は少なくなる。カフェインを気にせず飲みたい場合は玄米のみを使用したノンカフェインのタイプを選ぶと良い。
玄米茶は緑茶の茶葉と炒った玄米を混ぜたもの。茶葉の割合が減る分、カフェインも少なくなる。だから緑茶より刺激が穏やかで、夜でも飲みやすい。完全なノンカフェインではないけど、コーヒーと比べたら格段に少ない。カフェインに敏感な人や、寝る前に温かいものを飲みたい人に向いている。
玄米茶に含まれるカフェインは100mlに対して10mg。ただ玄米茶は完全なノンカフェインではないのでカフェイン0がよい場合注意が必要。
100mlで10mg。コーヒーが100mlで60mg前後だから、6分の1程度。レモンティーの記事でも触れたけど、カフェインは適量なら問題なく、むしろ覚醒や血行促進に役立つ。玄米茶のカフェイン量は気にするレベルではない。
むしろ玄米茶には健康効果がある
危険どころか、玄米茶には体にいい成分が含まれている。
玄米のぬかに含まれるγ-オリザノールは血糖値の上昇を抑える効能がある。γ-オリザノールは血糖値を下げるホルモンであるインスリンの分泌を促し血糖値の急上昇を防ぐ。γ-オリザノールは血糖値の上昇を抑制するだけでなく食欲を低下させる効能もある。
玄米由来のγ-オリザノールという成分が、血糖値の急上昇を抑える。食前に飲むと食欲を抑える働きもあって、ダイエットのサポートになる。レンコンやタピオカの記事で血糖値の話が出てきたけど、玄米茶はその血糖値の上昇を抑える側の飲み物。
玄米茶に含まれるビタミンEやカテキンは肌の衰えを防ぐ効能がある。発芽玄米にはストレスを和らげるギャバが豊富に含まれておりダイエット中のイライラを鎮める効能がある。玄米茶の香りやテアニンにもリラックス効果がある。
カテキンの抗酸化作用、ギャバのリラックス効果、テアニンの癒し効果。香ばしい香りそのものにもリラックス作用がある。玄米茶を飲むとほっとするのは、気のせいじゃない。成分的にもリラックスに働く飲み物。
この話が会話のタネになる理由
玄米茶を飲んだことがない人は少ない。健康茶として日常的に飲んでいる人も多い。
危険という噂が実は大したことないという逆転
玄米茶って危険って聞いたことある、という人に、ヒ素は製造過程でほぼ除去されるし、飲む量なら問題ないんだよ、という話をすると、なんだ、という安心の反応になる。かいわれの濡れ衣やレモンティーの記事と同じで、危険と言われているものが実はそうでもない、という構造は刺さる。ネットの不安を煽る情報と実際のリスクを分けて考える、という話にもつながる。
カフェインの話で飲み物の使い分けの話になる
玄米茶はカフェインが少ないから夜でも飲める、妊娠中でも飲める、という話から、飲み物のカフェイン量の話になる。コーヒー、紅茶、緑茶、玄米茶、麦茶でカフェイン量が全然違う。シーンによって飲み分けると体が楽になる、という実用的な話に広がる。レモンティーや麦茶の記事と並べると、飲み物の知識が一通り揃う。健康茶の話は、その人の生活習慣や健康への向き合い方の話に自然と発展していく。

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