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鼻くそを食べる人の心理とは?子どもの習慣が大人まで続く理由と意外な真実

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53%の人が「なんとなく」で食べていた、という調査結果

鼻くそを食べる心理って何だろう、と検索している人の多くは、身近に食べている人がいて困惑しているか、自分でも気づいたらやっていてなんでだろうと思っているか、どちらかだと思う。

ある調査で、鼻くそを食べる理由として最も多かった回答が「なんとなく」で、全体の53%を占めていた。半数以上が理由なし。理由もなく口に運んでいる。これ、実はかなり重要な心理的手がかりになる。

理由がない行動は、習慣か本能かのどちらか。鼻くそを食べるのも、その延長線上にある。

子ども時代の習慣がそのまま残っているだけ、という話

子どもが鼻くそを食べるのはよくあることで、あれはそこまで不思議な行動じゃない。鼻が詰まる、気になる、取り出す、その辺に捨てる場所がない、口に入れる。この流れが自然に起きる。幼児に衛生観念を求めるほうが難しい。

問題は、その習慣を大人になっても引きずるケース。無意識にやっていることがほとんどで、誰かに指摘されるまで自覚がない場合もある。癖って、そういうもの。爪を噛む癖や貧乏ゆすりと同じ構造で、本人は気づいていないことが多い。

塩辛い味が癖になるという生理的な側面

人間は塩辛いものを本能的に好む傾向がある。鼻くそは塩分を含んでいるから、最初に食べたとき味として嫌じゃなかった、という経験が習慣化のトリガーになる場合がある。

食べてみたら嫌じゃなかった、もう一回やってみた、気づいたら癖になっていた、という流れ。理性ではなく感覚が先に動く。食べ物の好みって最終的に幼少期の経験に紐付いていることが多いから、早い時期に形成された味覚の記憶は抜けにくい。

免疫力が上がるという話、実際はどうなのか

2017年頃にネットで広まった話がある。鼻くそを食べると免疫力が上がるという説。これを信じている人がアンケートでも13%いた。でも実際のところ、どうなのか。

フェイクニュースが一人歩きした経緯

発端になった情報を追いかけると、もともとは鼻水に含まれる成分が虫歯菌から歯を守る可能性があるという研究コメントだった。それがメディアを経由するうちに、鼻くそを食べると免疫力が上がるという話に変化していった。元の情報と全然違うものになっている。

鼻くそを食べることが健康にメリットをもたらすことを科学的に証明したものは、現時点では存在しない。ゴリラや猿が鼻くそをほじる習性があるのは事実だが、それが免疫力向上と直接結びついているわけでもない。

むしろ危険な側面がある

鼻をほじる行為自体にリスクがある。指や爪で鼻の内側の粘膜を傷つけると、そこに細菌の侵入経路を作ることになる。また指先の細菌を鼻の粘膜に運んでしまう方向のリスクもある。食べることより、ほじること自体が体への負担になりうる。

成人の91%が定期的に鼻をほじることを認めているという報告もある。ほとんどの人がやっていることで、かつ44%は食べたことがあるという報告もある。つまり、特別な行動でもない。ただし、衛生面でのリスクは意識しておいたほうがいい。

誰かがやっているのを見てしまったとき、どう対応するか

自分が食べているのではなく、身近な誰かが食べていて困っている、というケースも多い。特に子どもを持つ親や、職場の同僚に対して、どう伝えるかという問題。

指摘するタイミングと言い方で全然違う

見た瞬間に反応すると、相手が恥をかく。特に子どもに対しては、人前で注意すると萎縮させるだけで習慣は変わらない。後からふたりきりのタイミングで、さらっと伝えるほうが効果がある。

大人に対しては難しい。職場の人間だったら特に。直接言うと関係が壊れるリスクがある。見なかったことにするか、余程親しければ笑いにしながら伝えるか。正解はない。ただ、衛生面での理由を伝えるほうが、マナーの指摘より受け取ってもらいやすい。

自分でもやめたい場合の話

無意識にやっていて、気づいたらやめたいと思っている人の場合、まず自覚することが出発点になる。やっていることに気づかない限り、やめるタイミングもない。

ひとつ有効なのは、鼻が詰まりやすい環境を変えること。乾燥している部屋では鼻くそができやすい。加湿器を使うと鼻の中が乾燥しにくくなり、ほじる機会が減る。原因を減らすほうが、意志力で習慣を断ち切ろうとするより持続しやすい。

この話題を会話のタネにすると何が起きるか

これ、雑談として使うには向き不向きがある。相手と場を間違えると単なる不快な話になる。でも距離が縮まっている場面や、笑いが起きやすい空気のときに出すと、けっこう盛り上がる話題だったりする。

子ども時代の記憶が引き出される話題

子どもの頃に鼻くそ食べたことある?という問い、答えやすいわりに本音が出やすい。ある、と言える人と、絶対ない、と言う人に分かれる。その反応だけで、その人の子ども時代の感じや自己開示のしやすさがわかる。

53%がなんとなくで食べていた、という調査結果と、免疫力説がフェイクニュースだったという話を組み合わせて出すと、ただの下ネタで終わらずに情報の話になる。ちゃんと調べた人間として話せる。そこで場の質が変わる。

潔癖と不潔の基準が人によって全然違うという本題

この話をすると、潔癖な人と大雑把な人の価値観の違いが自然と出てくる。鼻くそはアウトだけど自分の家の床に落ちた食べ物を拾って食べるのはセーフ、という人もいる。逆にどちらもアウトな人も、どちらもセーフな人も一定数いる。

衛生観念って、育った環境と個人の経験でできていて、どこが境界線かは人によって全然違う。鼻くその話から、実は清潔さに対する価値観の話になっていた、という展開になるのが面白い。最初はぎょっとする話題だけど、ちゃんと着地できる。

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この記事を書いた人

会話のタネ編集部
日常のちょっと話したい、でも何を話せばを解決するために生まれた編集チーム。
人間観察が好きで、感情をそのままぶつけるのではなく、エンタメとして包んで伝える時代のコミュニケーション雑談のコツや話題の見つけ方を研究しています。
読んだその日から使える軽やかな会話術をお届けします。

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